日本のぶどう栽培、
ワイン醸造の始まりの地で、
代々ぶどうを育ててきました。
現在は、さまざまな品種のぶどうを販売し、
ぶどう狩りを受け入れる「若尾果樹園」と、
ファミリーワイナリー「マルサン葡萄酒」として
家族みんなで営んでいます。
観光ぶどう園としての歴史は、1968年から。
3世代にわたって訪ねてくださる
お客さんもいらっしゃいます。
ワインづくりは、近年力を入れていること。
ワインの一大産地である土地柄、
周囲の仲間の刺激も受けながら、
若尾家らしいオリジナリティのある
ワインを醸しています。
若尾家の歴史
山梨の白といえば甲州種。遅摘みの甲州を強めに搾るクラシックスタイルで、酸味はやわらかくほどよい渋みの仕上がりです。
マスカット・ベーリーA本来の、いちごのような甘い香りを素直に表現しています。軽い味わいの中にも完熟したベリーのようなふくよかさが魅力です。
綿菓子のような甘い香りが特徴ながら、飲んでみると酸をしっかり感じるドライさも。香りと味のギャップを楽しむために、冷やして飲むのもおすすめです。
黒いボトルの中身は、きらきら輝くオレンジワイン。巷で流行する前から、甲州の皮ごと発酵の風味に惹かれて醸しています。
日当たりがよく、ワイン用ぶどうの栽培に適した三輪窪地区のシャルドネのみを使用。樽を使わず発酵させるので、軽やかなぶどう本来の味を楽しめます。
20年以上前から自社畑で育てる2品種を、それぞれ最適な時期に収穫し、両方の個性を引き立たせた上でブレンド。ステンレスタンクで発酵させています。
生食用ぶどうのシーズン終わりに残った15種ほどを一緒に仕込みます。配合は年によってさまざまなので、どんな味に仕上がるかもお楽しみ。